交通指導員制服、防犯・防災・交通安全用品は埼玉の鈴木商事へ-データでみる防犯・防災
データでみる防犯・防災
防犯や防災の「今」をさまざまな資料や統計を見ながら お伝えするコーナーです。
防犯・防災の「今」をお届けします。
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119番と救急車
どなたでも必ず一度は耳にしたことがあるであろう、救急車のサイレンの音。
昨日も今日も、そしてきっと明日も、病気などで急を要する人を病院に運ぶという極めて重要な役割を果たしてくれるでしょう。
今回は、その救急車についての話題について考えてみたいと思います。
実は、救急車を呼んでから実際に現場に到着するまでの時間がだんだん長くなっているという問題についてです。
人命が関わると考えると、由々しき問題ですね。
まずは下のグラフをご覧ください。
こちらは、入電(119番通報)から現場到着まで、また病院で医師に引き継ぐまでの所要時間を時系列でグラフにしたものです。
それぞれ、徐々に時間が延びていることがわかります(直近の数年は新型コロナウイルス感染症による医療逼迫が影響していると考えられますが…)。
さて、では原因は何かというところですが、これはまず、
・高齢者の増加
という事情がひとつあるでしょう。現代の社会構造、そして誰しもが高齢者になり、病に向き合うことを考えれば、
これは引き受けなければならない現実かもしれません。
一方で、もう一つ考えられるのが、
・不要な救急要請
というものです。東京消防庁によれば、119番通報のうち実に「2割」が緊急性のない問い合わせや消防に関係のないものであり、
また、通報者のうち入院を必要としない軽症者が5割を占めているとのことです。
確かにどの程度で救急車を呼ぶべきか、明確な基準があるわけではありません。
ただ、社会常識に照らして明らかに傷病の程度が軽い場合は、救急車を真に必要とする人に譲る想像力が欲しいですね。