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交通指導員制服、防犯・防災用品
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交通指導員制服、防犯・防災・交通安全用品は埼玉の鈴木商事へ-データでみる防犯・防災

データでみる防犯・防災

防犯や防災の「今」をさまざまな資料や統計を見ながら お伝えするコーナーです。

防犯・防災の「今」をお届けします。

データでみる防犯・
防災

危ない踏切

道路と鉄道が否応なく交錯する場所、そして人々が避けては通れない場所…踏切。
すっかり日常に溶け込んでいるこの踏切ですが、昔も今もとても危険な場所であることをご存じでしょうか?

踏切の危険さと言えば、ともすれば都市部ならば、交通量の多さの割に狭い踏切といったものが思い浮かびがちですが、
むしろ逆に「警報機も遮断機もない踏切」の問題もあります。
このような踏切は「第4種踏切」と呼ばれており、特に地方などでは、交通需要の少なさゆえに警報機や遮断機が設けられていないものの、
現地の人々の生活にとっては重要な価値を持つことがあるため存在しているのです。そしてそこで事故が起こる…。

このような複雑な事情を抱えている踏切問題ですが、事態は改善されてきています。
こちらのグラフをご覧ください。上のグラフは、踏切事故件数及び死傷者数の推移を時系列でまとめているものです。徐々に減ってきていることがわかります。
もっとも未だに年間200件以上の事故が起こっていることを考えれば、まだまだ多いとも言えます。

踏切事故件数の推移
踏切事故件数の年齢別の割合
国土交通省ホームぺージより

また下のグラフは、踏切死亡事故における年齢別割合を示したものです。65歳以上の高齢者の方の占める割合の高さに驚かされますね。
原因のひとつとしては、歩行速度が遅いために、ギリギリのタイミングで踏切に進入すると踏切を渡り切れないといったことが考えられます。

このような現況を踏まえ、国土交通省は2021年4月、25都府県93ヶ所の踏切を「改良すべき踏切」として指定しました。
今回は都市部がメインで、東京都が15ヶ所、愛知県が14ヶ所、千葉県と兵庫県が11ヶ所などとなっています。
渋滞の元凶である「開かずの踏切」などに焦点を合わせているようです。

誰もが通る身近で「危ない」踏切。それぞれの地域の実情に応じて、個別具体に問題解決をしていく必要がありそうですね。

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