交通指導員制服、防犯・防災・交通安全用品は埼玉の鈴木商事へ-データでみる防犯・防災-過去の記事(「ながらスマホ」の罠)
データでみる防犯・防災
防犯や防災の「今」をさまざまな資料や統計を見ながら お伝えするコーナーです。
防犯・防災の「今」をお届けします。
有限会社鈴木商事
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「ながらスマホ」の罠
スマートフォンが広く遍く普及した21世紀初頭の現代社会。
一方で、その普及の度合いと比例するように、交通事故においても「スマホ絡み」のものが増加してきました。
肌身離さず持つことが多く、両手の自由は奪われる。そのためにハンドルに手が及ばない。
運転中に注視すべきものが頭のどこかに追いやられ、気が回らない…無策でいれば、こうなることは当然の帰結でした。
まずは以下の表をご覧ください。こちらは昨今の「携帯電話使用等に係る使用状況別交通事故件数の推移」です。
ほぼ一貫して増加傾向であることが見て取れます。
そこで2019年12月、いわゆる「ながら運転」に対する罰則が変わりました。
現状に対応するため、道路交通法が改正されたのです(懲役刑や罰金の厳罰化)。
この法改正が功を奏したか(警察庁はそのように評価しています)、現在「ながら運転」による人身事故は減少傾向にあるようです。
さてつい先日、このような昨今の「ながら運転」の法規制への流れを加速させる出来事が起こりました。
神奈川県・大和市で「歩きスマホ」を禁止する条例案が提出されるというのです。
運転しながらのスマホ操作だけでなく「歩きながらのスマホ」も危ない…そういった規範意識がいよいよ本格的に現れてきた兆候と言えるかもしれません。
現時点では、スマートフォンの文明の利器としての地位は揺るぎありません。
とはいえ、その便利さがあるいは刃となることもあります。スマホがヒトの身体と完全には調和していないからです。
さらなる技術的な進歩を期待したいところですね。