交通指導員制服、防犯・防災・交通安全用品は埼玉の鈴木商事へ-データでみる防犯・防災-過去の記事(思いがけない変化~2020・春の全国交通安全運動の結果から)
データでみる防犯・防災
防犯や防災の「今」をさまざまな資料や統計を見ながら お伝えするコーナーです。
防犯・防災の「今」をお届けします。
有限会社鈴木商事
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TEL048-686-7533
FAX048-686-7570
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思いがけない変化~2020・春の全国交通安全運動の結果から
新型コロナウイルスの脅威が依然として世界を覆っています。
無症状による感染など、その実態の掴みづらさが
社会活動の停滞に拍車をかける厄介なウイルスではありますが、
その「厄介さ」が社会の中で思わぬ化学反応を引き起こしてもいます。
そしてそれは、「交通安全」の分野にも波及しました。
まずは以下の表からご覧ください。
こちらは、今年の春の交通安全運動実施期間中(4月6日~15日)における
交通事故関連の各件数を示したものです。
今年(令和2年)と昨年(平成31年)の数値を比較すると、その差は歴然としてします。
「発生件数」「死者数」「負傷者数」ともに大幅に減りました。
そしてもちろんこれは、新型コロナウイルス感染症拡大による
外出自粛が影響しているものと推測できます。
このことは、交通事故に関して言えば「良い変化」ですね。
ただ、こんな気になる変化も。次の表をご覧ください。
こちらは、今年の交通事故の各数値の中から「死者数」をピックアップし、
さらに発生時間(昼と夜)に分別させた表です。
さて、ここで特に注目したい点は「夜間の自動車乗車中」の死亡事故です。
実は昨年よりも増えています。
これは何を意味するのでしょうか?
交通量が減ることで事故が起こりづらくなっていると思いきや、
特に交通量が減ると思われる夜間においては、
逆に交通量が少ないことによるスピード超過が死亡事故につながっている可能性も否定できません。
新型コロナウイルス感染症の問題は長期戦の様相。
不測の事態が常態化し、ともすれば今までの「ものさし」が役に立ちません。
当社では、とりわけ「交通安全」や「防犯・防災」の分野において
起きていることを注意深く観察し、皆さまに有益な情報をお届けできればと考えております。